川又様
お世話になります、S.Oです。
本日、昼間にH.A.L.'s E.S.Insulatorをセットして試聴をしましたのでレポートいたします。
まず、E.S.Insulatorを敷かずにシステムの音を確認して現状の音を把握します。
聞きなれたCDということで、ケルテス指揮ウィーンフィル ドヴォルザーク「新世界より」冒頭を使いました。
現状の音は少ししっとりとした音色でよく言えば大人っぽい、悪く言えば暗い、ピラミッド型のバランスとなっ
ています。ゾノトーンのSPケーブルが効いているのでしょうか。
E.S.InsulatorをCDプレーヤーの下に敷きます。4つ使おうとしたのですが、後方の2つのうち1つは重さがか
からず動いてしまいます。水平性の問題でしょうが、仕方がないので3点支持とします。
再生すると、まず音色が明るくなったことがすぐわかります。
フルートの音の響きがきれいでホールに広がっていく様子がはっきりします。
ホルンの伸ばした音の減衰がきれいにわかります。
低音に注意してみると、コントラバスの動きがはっきりとしてきます。
これはかなりの効果があると感じました。
次に、プリアンプの下にも3点支持でE.S.Insulatorを敷いてみました。
再生直後に全く違う感じがしました!まず音量が少し大きくなったように聞こえます。
冒頭の弦楽器の序奏がより明るく聞こえます。音像も少し上に移動したようです。
フルートのエコーがきれいに響きます。
ホルンの音の減衰が最後にぶつっと切れることに初めて気づきました。
ここで編集が入ってるのでしょうか?
有名なティンパニーの「ダカダン」とやるところの迫力が1.5倍といった感じです。
低音の支えもしっかりあり、単なる腰高な音になっているのではないようです。
インシュレーターを挟むと割と低音がすっきりしてしまうことが多いと感じます。
E.S.Insulatorも最初そうなのかなと思ったのですが、よく聴くと低音にしっかりと
芯が入っています。
少しヒロアコースティックの音に近づいたような気がします。
解像度が上がったように感じます。
CD+プリに敷いた効果は非常に大きいです。
パワーアンプの下に敷いて聴くのは、重いので試していませんが、いつか試してみます。
2セット貸し出して頂きましたが、このまま買取いたします。
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S.O様 ありがとうございました。
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