H.A.L.'s E.S.Insulator に寄せられました生の声をご紹介 M.M 様より

株式会社ダイナミックオーディオ様が運営する H.A.L.'s Circle のメンバー様から、同社に寄せられました
H.A.L.'s E.S.Insulator への生の声をご紹介させていただきます。

H.A.L.'s E.S.Insulator とは、 Λ8.24 The Professional と同製品ですが、株式会社ダイナミックオーディオ様
が独自の4個入りパッケージを企画して自社ブランドとして発売されましたオリジナル商品です。



「H.A.L.'s E.S.Insulatorなしには
         満足できない耳になってしまいました!!」



2017年10月20日 東京都杉並区 M.M 様より


川又 様

貴重な機会を頂戴致しまして、ありがとうございました。
H.A.L.'s E.S.Insulatorを試聴した感想をお送りします。

まず、再生に用いたシステムは以下の通りです。

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Esoteric PS-1500 MEXCEL
P-board
Esoteric 7N-PC9100M

Esoteric G-0d ルビジウムVUK
E.M.G-Board
TRANSPARENT PLMM2X

Esoteric P-01 VUK
E.M.G-Board
Esoteric 7N-PC7500

TRANSPARENT PI8
TRANSPARENT PLMM2X

DEVIALET 1000pro dual-mono
E.M.G-Board
TRANSPARENT PLMM2X

VIVID audio GIYA G3
Z-board

電源ケーブル以外のケーブルは全てZenSati #3
*************************

まずは、左右2台のDEVIALETに2セットH.A.L.'s E.S.Insulatorを用いて試聴。
その後、P-01の本体および電源部、さらにG-0dに3セットのH.A.L.'s E.S.Insulatorを追加で設置し、合計5
セットを使用した試聴を行いました。

第一段階で確認できた効果が、第二段階では変化の方向性を同じままに、より大きな効果が得られましたので、
以下にまとめて記述します。

最初に聴いたのは、この曲です。

■ヘンデル: バイオリンソナタ第4番 第1楽章Adagio 第2楽章Allegro / ヘンリク・シェリング(vn), ユゲット・
ドレフュス(cemb)

バイオリンを習う人なら、誰もが一度は練習する曲でしょう。(私は別にキリスト教徒ではありませんが、)神の愛
や母の愛に包まれ全ての罪を赦され守られているような安心感、何とも高貴で穏やかで落ち着きのある旋律が奏で
られます。

私が最も好きなバイオリン曲で、特に、人柄の良さや包容力を感じさせるシェリングの演奏が大好きなのです。

しかし、我が家のシステムで聴くと、高音の一定の音域において(大げさに言うと)ハウリングが起きたみたいに
響きがこもり、シャープさが失われる現象がありました。

オーディオルームは30畳強(天井高は2.5?4.2m)と広さは十分にあるのですが、チューニング材を何も導入せず、
床もフローリングなため、反響が強いのだと思っていました。

ところが、H.A.L.'s E.S.Insulatorをセットした瞬間から、この余分な響きが取れ、リアルな音色に一気に近付い
たのです。

シェリングの音がもっと艶やかになり、もっと優しくなり、もっともっと感動的になったのです。
たまらず、何度も何度も繰り返し聴いてしまいました。
この曲を聴いただけで、「これは引き返せない」と思いました。

■マーラー:交響曲 第1番 ニ長調≪巨人≫ 第2楽章:Kraftig bewegt/ 小澤征爾、ボストン交響楽団

川又さんの定番の課題曲ですね。チェロとコントラバスが(ピアノの音階で言えば)ラ?ミ、ララミと始めます。
で、最初のラ?が聴こえただけで驚いてしまいました。

この「ラ?」の記譜は2分音符ですが、2分音符の時間中ベタっと音を出すことは通常ありません。
三拍子の一拍目でもあるため、音の最初に軽いアクセントを付けつつ減衰するように、弓圧も最初は強くしてその
後は少しづつ圧を抜いていきます。

H.A.L.'s E.S.Insulator使用後の変化としては、この「ラ?」が減衰して次の「ミ」が弾かれる前に、鮮明なホール
エコーが聞こえてきたのです。使用前は、ホールエコーを意識するタイミングはチェロとコントラバスの後に
バイオリンが出てくるところでした。

低音域の音の締まり、透明感の向上、尋常ではない効果が出ています。
言うまでもありませんが、弦楽器の人数が一気に増加した感じになりました。

■ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」/ ワレリー・ゲルギエフ、マリインスキー劇場管弦楽団

まず曲の出だし、静寂の中、ファゴットが一本で高音域の旋律を苦しそうに奏でます。
H.A.L.'s E.S.Insulatorを使用して感じたのは、この静寂の深いこと深いこと。

完璧に光が遮られた漆黒の闇の中でファゴットの音のみが流れているイメージです。
闇に引き込まれるような恐怖すら感じるほど「何も無い」という音場を表現できてしまったのです。

であれば、この静寂と狂気染みた大音量とのコントラストがこの曲の面白いところ。
H.A.L.'s E.S.Insulatorの効果で、どんなにボリュームを上げても個々の音がクリアーで混ざらなくなったのです。

特に打楽器。ドラはこんなに鋭い響きを出していたのかと改めて驚きました。
打った瞬間から最後まで膨らむことなく金属的な鋭い音が継続するようになりました。

音程によっては音色が似てしまうティンパニーと大太鼓の差も実に明快。
ドラと大太鼓に加えてティンパニが2セット同時に鳴り響くところも一つ一つが難なく聞き取れます。

どんなにボリュームを上げても、ピアニッシモで雑音が聞こえることはなく、フォルテシモで音が混じることが
ないので、なんと、DEVIALETのボリュームを±0dbを超えるところまで上げてもストレス無く楽しめます。

H.A.L.'s E.S.Insulator使用前とは別次元の楽しみを味合わせて頂きました!!

■ウォールフラワー~コンプリートセッションズ 2.デスペラード/ ダイアナ・クラール

さて、女性ボーカルです。
ここで一番変化が起きた点は、細かい息づかいが聴こえてきたことです。

別の言い方をするとブレスです。拍と拍の間に瞬間的に息を吸うのは分かりやすいのですが、2拍くらいの時間を
かけてゆっくりと静かに息を吸っている呼吸まで聞こえるようになりました。

大げさではなく、息を吸ったり吐いたりする様子の全てがわかります!

で、これが実に音楽的なのです。どうフレージングを構成しているのか、歌い出しの前拍をどう感じているのか、
つまりダイアナ・クラールの芸術性を共感する上でとても大切な情報が得られるようになったのです。

■スタンダーズ&バラッズ 8.Spring Yaounde / ウィントン・マルサリス

音響的にデッドな空間での録音で、人工的なエコーもほぼ掛けられてないため、ウィントン・マルサリスのトラン
ペットの音色をダイレクトに楽しめます。

H.A.L.'s E.S.Insulatorを使用したことで、高音域のいわゆる「抜け」が格段に良くなりました。上記のシェリング
のバイオリンで起きた現象と同じ事かもしれません。

マルサリスはこの一曲の中で、トランペットらしい華やかな音、弱音器を付けた時のようなくすんだ音、コルネッ
トのような柔らかい音を使い分けてバラードらしい感情の起伏を表現していますが、特に華やかな音がより輝かし
く変化したために、表現の幅が広がったように感じます。

グイグイとこちらの心に食い込んでくるような感覚が得られました!

■レット・イット・ビー… ネイキッド 11.レット・イット・ビー / ビートルズ

このネイキッドに入っているLet it beの録音は、過去に聞いたことのあるビートルズの録音の中で一番のお気に入
りです。

余計なエコーなどが施されていないため、再生の仕方によっては本当に目の前でポールが歌ってくれているような
錯覚を覚えるからです。

そのためにはフローリングや壁からの反射音が大きくなってはいけませんので、ボリュームをある程度絞る必要が
あります。

これまでの我が家の環境では、DEVIALETのボリュームを?20.5dbにするのが限界でした。
それがH.A.L.'s E.S.Insulatorを2セット入れたら-18.5dbまで大丈夫になり、5セット設置したら?16.5dbまで
ボリュームを上げても、目の前にポールがいる感覚を得られるようになりました。

原因を耳で分析することはできませんが、これは大きな変化です!

■グレン・グールド「ゴールドベルク変奏曲」ガラスCD

最後に、私が無人島にCDを一枚だけ持っていくとしたらこれ!
グールドのゴールドベルク変奏曲です。まず冒頭のアリア。

上記の「春の祭典」で起きた事と同じで深い漆黒の中からピアノが静かに聞こえてきます。
どのくらいかと言えば…、グールドは歌いながら演奏することで有名ですが、通常の再生だと、声の大きい時は
聞こえてくるが、小さい時は気にならないレベルだと思います。

これを常にグールドの声が気になるくらいに(つまり異常に)ボリュームを上げてアリアを聴いても、雑音が全く聞
こえず、漆黒の闇にいる感覚が保たれるのです。

次に第1変奏。右手も左手も「ソ」の音の強打から始まります。
これまで私が気になっていたのは左手の「ソ」。

この音と同時に、ピアノの金属弦がビーンと鳴る金属質な音が大き過ぎる(ハウリングに近い状態になる)と思って
いたのです。

グールドは他のピアニストと違い、ピアノの中にマイクを突っ込んで録音することもあったくらいピアノとマイク
の位置関係が近いので、そのためだろうと思っていました。

ところが、H.A.L.'s E.S.Insulatorを設置したら、そのグールドの特徴はもちろん残っているものの、違和感ない
レベルに収束したのです。

その他には第26変奏。人間業とは思えない超人的なスピードで弾く曲。
第28変奏。トリルがずっと続くところ。こういったところの音の分離が凄い。

それぞれの音が全く重ならずに聞き取れます。
一音一音のタッチが面白いほどに分かるため、完璧に粒が揃っていると思っていたグールドのタッチに微妙なムラ
があることが分かり、大変驚いています!!

最後のアリアは、また漆黒の闇に戻る感覚が肝なので、これまでにないレベルで満足しながら鑑賞していることは
言うまでもありません。

これ以外にも書き切れない様々な変化を感じました。
H.A.L.'s E.S.Insulator、恐るべしです!!

E.M.G-BoardやZ-boardなどもそうでしたが、これらのコストパフォーマンスは抜群ですね。
トランスポーターやアンプなど機器の能力を最大限引き出すには不可欠だと思います。

川又さんは「押し売りではありません」とおっしゃいますが、これほど知能的な
押し売りが他にあろうかと思います。

送られてきたら試聴したくなりますし、試聴したら返せなくなります。
私の耳は、すでに、H.A.L.'s E.S.Insulatorなしには満足できない贅沢な耳になってしまいました。

「押し売りでない」と言えるのは「お代は要りません」というケースだと思いますが(笑)
そうもいかないでしょうから、お安くお願いします。

ともあれ、新しい世界を見せて頂いて感謝しております。
引き続きよろしくお願い致します。

御礼まで

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M.M様 ありがとうございました。